歯磨きとは歯に歯磨き粉を塗ることではない

「そんなんわかってるわ!」
そんな声が聞こえてきそうですね。


こんばんは。
そうすけです。




歯の矯正をする前の僕の歯磨きは

「歯ブラシを使って歯磨き粉を歯に塗り広げている行為」

と言っても過言ではありませんでした。笑


元々父親が歯を磨く習慣があまりない人で、
その姿を見ていた僕はなんとなく

「あ、歯って磨かなくてもいいんや」


そう思っていました。


朝磨くことはあまりなく、夜も磨いたり磨かなかったりすることもありました。
さすがに中学生高校生になってからは口臭も気になるので笑
朝はたまに磨く、夜はほぼ毎日磨く
といった感じでした。

歯磨きの時間は1〜2分。
たまに気分が乗れば3分。
磨きやすいところだけ磨いて磨けてなかった箇所も多々あったと思います。

僕の基準は、
歯磨き粉のミントで口がスッキリすればOK


めちゃくちゃですよね笑



もちろん虫歯ゼロのはずがなく、
あまり覚えていませんが、
1年に1回は虫歯が出来ていたと思います。




そんな僕の、歯の矯正を始めるのにあたってのひとつの懸念材料が
「歯磨き」
でした。

ただ、矯正歯科の先生から
「虫歯が出来ると虫歯治療が終わるまでブラケット(矯正器具)は外すことになるので
矯正治療はその分遅れます」

とビビらされていたのもあり、
自分が歯磨きが苦手、出来ていない、としっかり認識したのもあり、


矯正治療が始まってからは本当に入念に歯磨きをするようになりました。

ネットで調べたり、歯科助手さんに聞いたりして、

・普通の歯ブラシで歯を2〜3本ずつ10〜15回細かく磨く、特に歯と歯ぐきの境目をしっかりと


・タフトブラシ(毛先部分が三角形になっているピンポイントで細かい部分を磨くことができる歯ブラシ)で奥歯や歯と歯ぐきの境目、ブラケットの周辺を磨く

・歯間ブラシを歯と歯の間やワイヤーと歯の間に通す この時も歯と歯ぐきの境目は意識



これらの工程を鏡を見ながら、
また、矯正歯科でもらった口の中に入れられる小さな鏡を使って合わせ鏡の要領で歯の裏も見ながら歯磨きをしました。


矯正歯科でもらった歯磨きについての資料に
「15分以上はしっかり磨いて下さい」

と書いてあるのを見て最初僕は

「いやいや、15分も歯磨きって何すんねん。笑」

と思っていたのですが、
上記の工程を行うと15分くらい平気で時間が経っています。笑


"歯に歯磨き粉を塗っていた"頃の僕にとっては
15分という数字は長く辛い苦しい時間に思えましたが、
本当の意味で"歯磨き"が出来るようになった今の僕からすると
15分は妥当な数字であり、
逆に2〜3分の歯磨きで何が出来るというのか、それこそ歯に歯磨き粉を塗るしか出来ないじゃないか、そう思います。



これから歯の矯正を始める、または今矯正をしている方の中には
僕と同じように歯磨きについてネガティブな考えをお持ちの方もいらっしゃるとは思いますが、

大丈夫です!!

歯に歯磨き粉を塗っていた僕でも

何の面倒くささも感じず、「当たり前」に15分程歯を磨くようになっています。
完全に習慣になっています。



次の記事では
僕がどう考え方を変えて「習慣」にしたのか、今の歯の磨き方、ちゃんと歯を磨けるようになって気付いたこと
をみなさんに伝えたいと思います。


一緒に明るく理想の自分の未来になるために頑張りましょう!