もし歯の矯正をしていなかったら、歯が抜けていただろうに

タイトルは英語のifを使った仮定法の構文から。

「もし〜でなかったら、ーだっただろうに」
ってやつです。

「矯正」って英語でなんて言うか分かりませんが。笑



こんばんは。
そうすけです。



前回に引き続き歯磨きについてです。



前回の記事では


・歯の矯正をする前の僕は歯磨き粉を歯に塗っているだけであった
・そんな僕が矯正を始めることで15分は歯を磨くようになった
父親は歯を磨く習慣がなかった

という内容をお伝えしました。

ひとつどうでも良い情報が混ざっている気がしますが、気にしないで下さい。笑




では歯に歯磨き粉を塗っていた僕が、どうやって15分も歯磨きをする面倒くさい作業を出来るようになったか。


まずそこから書いていきたいと思います。



ひと言で言うと

「歯磨きという認識が変わった」

これに尽きると思います。




思うんですけど、
「歯磨き」
ってちゃんと磨けているかどうか分かりづらくありませんか?
磨いたところで結果が目に見えないので面白くないんですよね。そんな作業を15分なんて苦行も苦行ですよ、本当に。笑
歯に何かが詰まったとしてもそんなたくさんは詰まらないですよね。



だから別にいいや、って投げ出しがちになるんです。
歯に歯磨き粉を塗るだけで終わっちゃうんです。

何回「歯に歯磨き粉を塗る」って言ってんねんって話ですよね、すみませんこの表現がしっくりき過ぎて気に入っちゃいまして。笑



話を戻します。




矯正治療を始めると、
ブラケットと呼ばれる金属やワイヤーが歯の周りに着けられ
歯を動かす起点となる奥の歯には銀色の輪っかが歯に装着されます。


それらの間にことごとく食べカスが本当にもうそれはもうめちゃめちゃ挟まったり詰まります。




でもそれらってデメリットばかりではないんです。
なぜかと言うと、


「歯磨きや歯間ブラシをすることでそれらを取り除くことが出来る」


からなんです。
至極当然のことですよね。笑

また
「銀色の輪っかの白く濁った汚れが取れて、ピカピカになる」



んです。



これらによりさらに2つのメリットがあります。



・歯に食べカスが詰まったり挟まっていて気持ち悪いので歯磨きがしたくて仕方がなくなる


・歯磨きという行為の結果が口の中の違和感や目に見えることによって明確にわかる





この2つのメリットによって、
歯磨きをするという行為が、
「歯に歯磨き粉を塗る」
から
「歯のお掃除をする」

という認識に変わるんです。


逆説的ですが、歯に食べカスが詰まりやすい挟まりやすいということが

逆に歯磨きをするモチベーションになるんです。


米粒はたくさん出てきますし、歯間ブラシを通せば肉やら野菜やらそれはもう何かしら取れますしそれらは100%目に見える大きさです。

なので逆に歯磨きをちゃんとしないと、
歯間ブラシを通さないと、
わりかし大きめの食べカスがあちこちに挟まって残っている状態になる

という、ある種の強迫観念のようなものを自分に植え付けることになるんです。



だからちゃんと歯磨きをしたい

そして

食べカスは取れるし銀色の輪っかも綺麗になるし、歯磨きって楽しい!


という考え方に僕は自然と変わっていきました。


そうして長い時間歯を磨くことが苦にならず、習慣になってきたらこっちのもんです。


僕はそれらが習慣になってからは

テレビを見たり動画を見ながら15分くらい普通の歯磨きで歯を磨き
その後鏡を見ながらタフトブラシと歯間ブラシで仕上げをする


方法で歯磨きをしています。




僕はこの方法で歯を磨くようになってからは虫歯は全く出来なくなりました。
矯正器具やワイヤーのせいで磨きにくいにも関わらず、です。



もうすっかり習慣になりこの方法じゃないと気持ち悪いくらいなので、
歯の矯正が終わってからも同じ方法で歯磨きを続けていくと思います。


ラッキーなことに僕は歯の矯正をすることで、
「歯に歯磨き粉を塗るのではなく、ちゃんと歯を磨く」
ことが出来るようになりました。笑





話は変わりますが、
50代も半分折り返している父親に先日久しぶりに会ったのですが、前歯が1本抜け落ちていました。
息子ながらになかなか男前であると思っていた父親の顔に少しマヌケさがプラスされました。笑
歯を磨く習慣がなかった父親
50歳を越えて歯が抜けました。

今歯を磨く習慣が出来た僕。
歯が抜けるとしても父親よりはもっと遅いと思います。
むしろ1本も抜けないと思います。



ここで今回の記事のタイトルです。


「歯の矯正をしていなかったら歯が抜けていただろうに」



歯の矯正をせずにあのまま歯に歯磨き粉を塗る作業をこの先何十年と続けていたら、
父親と同じ道を辿っていたに違いありません。
僕はそう確信しました。



結果が目に見えず面白くなかった歯磨き、
知識としては知っているが正直やっている意味があまり実感できなかった歯磨き、
必要性が感じられなかった歯磨き、


歯の矯正をすることで


歯磨きをしないと口の中が気持ち悪い、だから歯磨きを「したい」
食べカスが取れて器具の汚れが取れるから面白いし歯磨きをやっている意味が分かる、だから歯磨きを「したい」


こう、歯磨きの認識が変わりました。





これから歯の矯正を始める方で歯磨きについて懸念や不安がある方。


大丈夫です!
歯磨きの認識を変えることで、というか歯磨きの認識が嫌でも変わるので笑
歯磨きはちゃんと出来るようになりますし、


歯の矯正が終わってからの何十年の人生においての良い習慣をひとつ身に付けることができますし、

前歯が抜けるという未来を防ぐことが出来るので笑
むしろラッキーですよ!



前回も言いましたが、
歯に歯磨き粉を塗っていただけの僕でもちゃんと磨けるようになったので、皆さんなら余裕です!



一緒に明るく楽しい未来のために頑張りましょう!!